2024.10.17 14:28サン=サーンスと日本の詩情、万葉集。ジャポニスムが一世を風靡していた19世紀後半フランス芸術界で、一足早く日本の芸術に興味を持ち、日本にまつわる作品や執筆をいくつも残していた作曲家サン=サーンス。彼の感性と日本文化の共通点をテーマにしながら、サン=サーンスと万葉集という、一見なんの関わりもなさそうなこの二つが出会っていたことをチラッと前回の記事で書きました。今回は、サン=サ...